連載小説
AYAの食べ放題紀行
第七回 甘茶や彩に行く(後編)
メニューに注目。「甘味中心」というに限る!!
あんこ、あんこ、あんこ。
あんみつとかみつ豆とか、しるこ、ぜんざい、白玉、抹茶(??)。
甘いもの好きにはあんこでも生クリームでも関係ないんですけどね。
とりあえず、たくさん(30以上)のメニューをまず、大まかに区分け!間違っても「田舎しるこ」の後に「抹茶しるこ」なんて頼みませんけど。万が一のうっかりを防止するために。
パフェ系、アラモード系、しるこ系、みつ豆系、あんみつ系、その他どの分類かわからない系。たとえば、ところてん、クリームチーズケーキ、バナナカスタードプリン、抹茶・和菓子付き、とかね。
それに加え、オレンジジュースかホットorアイスコーヒーが残さないことを条件に飲み放題。
ドリンクつきなんて親切〜♪
まず、抹茶パフェを注文。(オレンジジュースも。)
「きゃー!」
すごいボリューム。細長いパフェ用のグラスじゃなくて、きっと、あれはかき氷用の丸い底の入れ物。
そう、例えるなら丸底フラスコ(中)!ちがうかな?
抹茶カステラと、抹茶アイスと、抹茶ゼリーと、あんことソフトクリーム。まさに抹茶尽くし!!しあわせ〜。
同時にかすみさんは「お一人様ひとつまで」の気になる「さつまいもとバナナのチョコレートパフェ」。
なぜかガラスの器(普通のでした)が曇ってる!
しかも
「熱いっ!??」
マッシュスイートポテト(潰したふかしいも/笑)が入ってました。これは手間がかかる…。
熱々でした。
抹茶パフェだけでもかなりお腹いっぱい。
でもまだまだ食べないとね。
次はあんみつ系を食べたいと思った。そして考えた。
「どうせあんみつを食べるなら頭を使おう」
と考えた。ある意味消去法。
「白玉で、あんみつで、抹茶味で、ソフトクリームもはいってたらお得♪」
盛りだくさんにしたほうが、一回の注文でたくさん楽しめて本当にお得でしょー!
「白玉抹茶クリームあんみつ」に決定。まさに全部!贅沢ぅ〜。
すごいですよね?
まさにてんこもり。
でも、前に頼んだ抹茶パフェとどこが違うのかって、あんまり。
器と白玉だんごと赤&緑の色つき甘いもちが入ってるか、位。
色つきのもちのことを「ぎゅうひ」っていうんですよ?
なかなか知らないですよね。謎のたべもの。
でも、小さいころって(AYAは今も…それなりに)好きじゃないですか?
そのもちがほしくってあんことか寒天はいらないとか。
でもね、「ぎゅうひの謎」はまだあるんです。
「ぎゅうひ」は漢字で「求肥」!!
「肥えるのを求める」なんていや〜な名前。
それを知ってから「ぎゅうひコワイ」AYAです。
それはおいといて
和風抹茶パフェだんご&もち付きを食べ終わって、
前ではかすみさんが、チョコパイアラモードを食べていた。
実はあんみつの注文のときに迷ったやつとられたー!なんて。
それを見てAYAもアラモードを。何アラモードか、って
「和風パイアラモード」!!
和風ってなんだろう!という好奇心からの注文。
和風といったら「栗あん」とかかな?と想像していたけれどそこはやっぱり甘味処!!運ばれてきたものは「あんこ」!!
あんパイ。。。
やっぱりといえばやっぱり…。さすが甘茶や。
でもね、パイ生地がサクサクー!!おいしー。
ここらへんでちょっぴりあんこに参ってきた。
見るとかすみさんは「ところてん」。
ま、もともと甘いものは苦手だしにゃー。
ちょっとうらやましかった。
口の中が甘々なので、なにか
「あんこじゃないやつー」
を注文。「抹茶・和菓子つき」。
和菓子、それはくさまんじゅうー!
「あんこじゃないですかぁー!!」
まんじゅうを小さくちぎって抹茶の苦味で食べていると、かすみさんの前に運ばれてきたのは「御膳しるこ」。
「田舎しること御膳しるこの違いとは?」
を確かめたかったらしい。
ふたをあけるとなんと、どどーんと角もちが2コ!
「は〜大変。」って顔をしていたかすみさん。
なんとかすみさんはもち嫌い(食後に判明)。
AYAはもち好きだから
「ゆってくれれば食べたのに…。」
すごくおいしそうでしたよ。かすみさんには苦痛だったみたいですけど。おかき(「のりまきあられ」って名前が書いてあった/笑)も2つついてました。
なんとAYAが次の注文を通しても苦しんでいました。
AYAは「クリームチーズケーキ」。
普通想像するのはやっぱり三角形の「ケーキ」。
しかし、違かった。
なんといっていいのかわかんないけど「クリームチーズ」なんです。
半固形っていうか、なんていうか。ふわふわしててまったり&酸味が利いてて。いちごソースをからめて食べると甘酸っぱくて絶妙!
そろそろ「しめ」の一品をのお時間になり、もう甘いものには飽食気味の2人は
「ところてん」(AYA)
「くずきり」(かすみさん)
を注文。懲りない(?)かすみさんは「くずきりって何?」とチャレンジ。
ところてんは、すごくおいしかった。むせるほどすっぱいところてんって結構多いけど、ここのところてんはまろやか、マイルド。
酢の味のほかにも甘さというか、奥行きのある味。
口の中が甘過ぎていたAYAは苦手なはずのわさびを全部入れて食べました。リフレッシュー。
かすみさんのくずきりは謎。
2段重ねの器にはいったくずきり+薄緑のたれ+茶色のたれに透明な塊が浮いたやつが運ばれてきました。
調査の結たれは梅味&黒蜜だそうです。
AYAは「くずきり」=歯ごたえのあるところてん、風な雰囲気(なんとなくで)と思っていたのですが、なぜか黒蜜の中の透明なやつがぷにぷにしてるんだろうと思ってしまいました。先入観で。
だから、かすみさんがそいつ(ぷにぷに)を食べないことにかなりの不思議を感じていました。
「かすみさん、ソレたべないんですか?(おいしそうなのに??)」
と話しかけると、かすみさん、びっくりしてた。
なんと、
氷!!
そりゃー食べないですな。
はずかしー!!
時間はまだあったけど
「もうなにも食べたくない」
と退店。
「おなかいっぱいーー」。
外のショウウインドウを見るとデザートの甘味はほぼ600円は下らないお値段。
「ひゃーびっくり」
1300円だからざっと2つ分くらいのお値段。ところが7つも食べたAYA。。。
甘茶や 彩がつぶれちゃったらどうしよう、どきどき。
普段の甘味と味、ボリューム、てまひまが変わらずそれでいて1500円食べ放題ってやっぱりスゴイ。
行くべきですよね。
ただ「お腹が破裂しないように気をつけましょう」。
途中でもらった求人雑誌の「洋食調理師募集」の記事にもうんざりするほどおなかいっぱい。
こんな経験ってめったにないでしょう。いや〜食べた食べた。
今日のAYAは「豆類とカテキンを大量摂取」でした。
あんこいっぱいのおなかをかかえつつ、AYAは次のお店へと旅立っていくのでした。
2000年12月15日
執筆:AYA |