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連載小説
AYAの食べ放題紀行

第八回 回転すし「黒潮」(古河市)に行く

  
黒潮とは?…古河市??号近く??ショッピングセンター内にあるお店で、インターネット人気回転すし屋ランキングでも上位に食い込むほどネットの世界でも有名な「うまい」「安い(100円)」すし屋。
それだけではなく、お店側の商品はもちろん、お客様への情熱はすばらしい。

10月のある日、「IBANAVI21.」のBBSにて「黒潮はうまい」等々の書き込みを発見。どんどん日に日にBBSはすしの話題で持ちきりに。
すし好きなかすみさんも大いに参加。
黒潮の社長さんもひょっこり現れたり。
社長さんのココロイキがすばらしかった。お店のココロを熱く語ってくれました。
ネタへのこだわり、安さへの追求、従業員教育、お客様への感謝(?)の気持ち…。

これって飲食業、サービス業などどんな職種でも絶対に根底にあるべきものだと思うんです。とくにお客様への対応は。
居酒屋さんなんかに行って、お店によっては「サービス料(奉仕料)」が料金に追加されたりしますが、
「その金額を払うだけの価値のあるサービスをしてる??」
って言いたくなるようなお店ばっかりな昨今。

そんなお店が多い中であえてがんばってくれている
「黒潮さんのおすしが食べた〜い」
というわけで黒潮訪問決定。

最初はIBANAVI21.の局長さん、かすみさん、AYAの3人で突撃予定でしたが飛び入り参加でおすし大好き「おのさん」も参加。
集合は笠間駅。

連絡係りも兼ねてAYAは一足早く笠間へ到着。かすみさんと合流。
みんなと連絡をとるのにEメールを使用していたけど、かすみさんのケータイはEメール使用不可!AYAのケータイがメールを着信する度、かなりうらやましそうでした(笑)。

局長さんとおのさんも電車で来られるのかと思いきや、局長さんから
「今水戸50号。渋滞です。」
とのメール。大人は電車は使わないらしい…。

「今駅につきました。おの」
というメールを頼りに笠間駅へいくと、それらしき人はいない…。探してみるとなんとおのさんも車で登場。車なのね…。

とりあえず車が停められるところに移動。
「今日も仕事だったんですよー」
「えー、なんのお仕事なんですか?」
なんて会話しつつ待つ待つ。

「着いたよー。黒い○○車に乗ってる危ないのがオレ」
と局長さんからドッキドキなメールが届く。
みんなで迎えに行くと、難なく発見。
「危ない…。なるほどね。」とAYAが思ったかどうかはヒミツ。
見た目はコワイ感じもしますけど、やさしいいいおじさまですよ。

メンバーが揃ったところで作戦会議。
実は現地集合のかくれキャラがいたのです。彼女は守谷に在住のため、AYAとかすみさんはその隠れキャラの彼女の家に転がり込み、今夜は酒宴ということが決定してしまったので車1台じゃ行けないし、どうしよう…。
結局車3台でいくことに(笑)。

「県南はおれの庭や。」
といわんばかりのおのさんを先頭に南へ向かってひた走る。
おのさん快速〜。最後尾の局長さんは大変そうでした。
「信号でとまったら迷子!!」
とあせっていたかはわからないけれど、たくさんの修羅場をくぐっていました。

途中で先頭はAYAかすみまる組に交代。
ナビを勤めるAYAは方向音痴。
「一連托生とはまさにこのこと。今迷ったらみんな死ぬ!!」
と必死に現地集合仲間、ともっちさんの待つ古河市役所へ無事到着。
30分ほど遅刻でした。

車4台に増えた一行は???センターへ到着。
「黒潮P」と看板に書いてあるものの、いったいお店はどこ??

AYAの中では、店長さんの掲示板の書き込みに 
「悩みはショッピングセンターの駐車場とお店が遠くてわかりずらいこと」
とあった気がしてて
「きっとここから少し歩くんだろう」
だったのに、実は結構近いにゃん。

こんなに遅い時間になる予定はなかったのに(混んでたんですよ!!)なんと6時。
でも食事時間とは絶妙にずれていたため、お客さんは2組くらいでラッキー(計算してたんですよ/ウソだけど)。
ネタの新鮮さが売りのため、おすしはあまり回っていませんでした。
回転すしといいつつもほとんどのネタは注文してから握ってくれるため、普通(注文式の)のおすしやさんみたい。

AYA御一行(笑)があんまりにも遅刻するもんだから、黒潮の店長さんとはお会いできず。

AYAはおすしはかなりの「食わず嫌い」なのです。
なぜかというと、環境ですね。父上が偏食だから、食卓に出ないですもん。

でも、「うまい」すしやに来たからには
「なんでも口に入れてみよう!」
という0歳児のような目標を掲げ黒潮に来たのでした。
ほとんど食べたことのないいわゆる「光り物」に レッツチャレンジ。

本日のお勧めは「トロサーモン」「生牡蠣」「こはだ」でした。
局長さんの粋なはからいにより、お勧めは全制覇。
ただ、生牡蠣は初めて。比較対象がないのでなんともいえませんが、新鮮!!って感じがにじみでててよさ気なヤツでした。
トロサーモンはほんっとにとろとろ。とろけるんですよー。おいしかった。
初こはだ。光り物のお魚っていうのは酢でしめてある(?)ものなのですね。しめさばみたいな感じ?(食べたことないけど)。
酢味だけど、すっぱい!っていうのではなくて、ほのかに甘いというか、とにかくおいしい!

ほかにもたくさん食べましたよ。
たくさんのネタが食べられるように、AYAはほとんどのおすしを、1カンずつともっちさんと交換。
AYAの食べる速度が遅いため(百歩譲って、大食いかもしれないけど早食いではないのです)、AYAの前にお皿が積む積む…。

食べるのに一生懸命でほかのメンバーさんがなにを食べていたかはあんまり記憶になかったりする…。
そんななかでも不思議な光を放っていたのがおすし大好きおのさん〜。
見ていた限り
「すいません、あなご」
と注文していましたよね?おいしいんですもん、いいことですよ。
最後にはケーキ(200円)も注文してたり、食いしん坊さんなんだからーっ(笑)。

かすみさんは何時の間にか
「茶碗蒸し 100円」
というお皿に注目していたようで
「すいません、茶碗蒸し1つ」
「!!」
AYAも便乗して注文しましたよ。大好きですもん。

運ばれてきたのはあっつあつな茶碗蒸し。でもね、器とふたが変―。
かすみさんの茶碗蒸しのふたは、もはやふたしてないぞ。
「やーいやーいへんなのー」
と女の子パワーでかすみさんをいぢめるAYAとともっちさん。
よく見るとAYAのふたはちょっぴり大きい…。
そこで取り替えてみると
「そういうことなのね」
逆でした。
そんなことは「楽しいアクシデント」。置いといて茶碗蒸しの味は
「やっぱし、茶碗蒸しもおいし〜」
すごくだしが利いてて濃い味。
比べちゃわるいけど、スーパーで売ってる100円前後のカップ入り茶碗蒸しなんかとはまったく比べ物にならないですよ!当たり前ですけどね。黒潮さんですもの。
中から出てくる具も粒揃い(?)。
いつまでたってもあっつあつでね、猫舌AYAは苦労したけどかなり食べとくべきな茶碗蒸しですよ、これは。

もうお腹いっぱい、もういらない!と思いつつもおいしいからどんどん食べちゃって苦しかった(笑)。
気がつくとAYAの目前の皿がほかのみんなよりもうず高い…。
かすみさんにからかわれたけど、あくまでともっちさんと半分した結果ですからね!?
ケーキも食べたいななんて思ったけど、入らなかった。

局長さんが
「これ領収書切って」
と大人〜な雰囲気を醸し出すのをみんなで憧れの眼差しで遠くから見つめつつ黒潮さんをあとにしました。

「さあ、これからどうしようねー」
となり、一行はなんとファミレスへ。
AYAのナビ失敗でいくつかのファミレスを通り過ぎ、かすみさんに怒られながらようやく到着したお店で、たらふくおすしを食べたはずの一行は、デザートをね。
甘いものは別バラ〜♪
少なくともAYAは苦しいくらい食べてたはずで、だからこそケーキを遠慮したのに…(笑)。

お茶をしつつ、局長さんの熱い坂本竜馬への想い、新しいお仕事の話、格闘家局長(笑)としての顔…いろいろなためになるお話を聞かせて頂きました。
局長さんにお茶汲んできてもらっちゃったりして、AYAは恐縮でした。
本当、いいおじさまなんですから〜。

しばしトークを楽しんだ後、
「今日はお疲れ様」
解散になりました。
局長さんとおのさんは北へ、ともっちさん、かすみさん、AYAかともっちさん宅へ、それぞれ去っていきましたとさ。
 

お店で働いているうえで大切なのは、お客さんに満足してもらうこと。
たとえ自分がアルバイトで、接客マニュアルには書いてないから…といって適当な接客をしていていいか、といえば、いいわけないんですよね。
お客さんに対応するときだけ満足いただければいいか、というとそれでもまだ足りないですよ。
例えばトイレがきれいなお店はいい感じ、というように気がつかない人は気づかない、一見不毛に見える細かいサービスだって、気づいた人にはそれだけでいい気分になって帰ってもらえるんです。
世の中には働いている人がたーくさんいるのにそのちょっとした心がけに気がつかないために、人を不快にさせたりもするんですよね。

働く、働かない、に関係なく常に自分の後の人、周りの人の為のことを考えて行動したいです。
というかそうすればいらいらしたりしなくて済みますからね。
毎日楽しくなるのに、もったいないと思っています。

黒潮の社長さんの様に
「当たり前のことをしているだけ」
とは言っても、それが一番嬉しいことだったりする。
ほかのお店だって、上の人はもちろん、みんながそういう心意気を持っていれば仕事も楽しいし、お客さんにも好かれるお店になれますよね。
 
 

で、
その後の3人はというと、コンビニでお酒を山(?)ほど買って酒盛りへ突入。
おなかいっぱいでおつまみなんかお腹に入らなかったですよ!
ともっちさんとかすみさんは食べてたけど。。。

その時初めてチョコエッグなるおもちゃ入りチョコを買ってもらい、中のおもちゃは…
「たにし!!」
かわいいヤツなんですよ。これが。
それからAYAのチョコエッガー人生が始まりました。

取材に行くときにはカバンにチョコエッグ。
今日もチョコエッグをカバンに入れて次のお店にれっつごぉー!
 
 
 

2000年12月22日
執筆:AYA


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