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連載小説
AYAの食べ放題紀行
 
第百十九回 しゃぶしゃぶ食べ放題を考える

今回はお肉の食べ放題の中でもあやが一番好きな「しゃぶしゃぶ」の食べ放題について考えてみました。

初めてしゃぶしゃぶの真ん中に煙突があるみたいな形の鍋に遭遇した時には
「おお!絵に描いたようなしゃぶしゃぶだ」
と感動なんかもしていましたが、あの鍋じゃなくても充分おいしいものが食べられるということがわかったので鍋はなんでもOKみたい。
間違って煙突のところにお肉がついちゃうと焼肉になる…(笑

お肉を「しゃぶしゃぶ」をするお湯にコツ(?)があるみたいです。
大多数(だと思う)だしが「昆布だし」です。
お湯に昆布が入っているものがたいていは昆布だしかな。
まぁ、ただお湯に昆布を入れたというものが昆布だしじゃないと思いますけど。
あるお店では、昆布ダシにゆずの皮が入っていました。
最初はなにも感じなかったのですが、あるときから「ふわっ」とゆずの香りがしてお肉がさらにおいしくなりました。
ゆずって日本人のこころですよね〜。

その他、遭遇したことがあるのは「豆乳だし」です。
ここ1、2年、大豆の特にイソフラボンが注目されて豆乳を飲むのも鍋にするのも増えていますが、3〜4年前に水戸の某しゃぶしゃぶ食べ放題で初めて経験しました。
なんでも、「豆乳だと臭みが消える」とのことでした。
もちろんここのお店の秘伝のブレンドがあるので豆乳だけの味じゃないですけど。
心なしかまろやかになるかなー。

どちらのだしにしても、よーーーく煮立ってからお肉をいれるのがこつ。
熱いお湯じゃないとお肉から血が染み出てしまって、お湯がにごり、くさみがでるらしいです。
あせって早くお肉を入れちゃうと、限界まで食べられなくなるかも(笑。


しゃぶしゃぶのたれといえば「ポン酢」と「ごまだれ」だと思います。
ポン酢ならなにか柑橘系の生の果汁が絞れたら…(これはあくまで希望、のはなし)。
ごまだれだったらとんかつやさんの様に、すり鉢でごまを擦ってたれを注ぐともっとおいしくなります。
お肉を鍋からあげて、すぐにたれに入れるとたれはどんどん薄くなっていきます。
お鍋からあげるとき、気持ち水分を落とすようにするといいと思います。
だけど、お肉を振りすぎると、熱いお湯がとびちって大変です(笑。
そんな心配のない様にできれば、テーブルの上に使い放題のたれがあるといいなー。
お野菜を食べるときに、たれが薄いとつらいですからねー。豆腐とかは特に。


辛いのが好みの方は、ぜひ「もみじおろし」をいれてください。
余談ながらもみじおろしの作り方は、大根に切れ目を入れて唐辛子を詰め、そのまますりおろすらしいです。
いまでは瓶詰めとかでも売ってますが、作るとなると大変ですよね。

ポン酢には断然!万能ネギ(わけぎ)。
すっぱさが緩和される気がします。


しゃぶしゃぶというのは、お肉の余分な脂がお湯の中に溶け出るので、一番ヘルシーだと思います。
それに一枚一枚がとても薄いお肉ですよね。(あやのなかではお肉は凍っていても関係ないです/笑)
さっとゆでるだけでも火は通ります。お好みだと思いますがまだちょっとピンク色、というくらいがやわらかくておいしい…。
(たれが薄くなる心配がなければ)ハイスピードでどんどんパクパク食べられてしまいます。
つまりすぐにお代わりがしたくなる、ということ。

オーダー式のしゃぶしゃぶ食べ放題だと、ついお肉が進むと言うことは何度も店員さんを呼んでお肉を頼みます。
あまり短時間に何度もというようなインターバルが短いのも恥ずかしい(笑。
さらに持ってきてもらうために時間が多少かかります。
この間にテーブルの上のお肉がなくなるとちょっと手持ち無沙汰(笑。
かといって「お肉10皿」と頼みすぎると、残しそうで不安。(残さないのは食べ放題の常識〜)
だけどしゃぶしゃぶは焼肉やケーキとは違い、案外「もう食べられない」という許容量の限界が、伸びるような気がします。
例えれば(数年前、一世を風靡した(??)「焼肉食べ放題の歌」ではないですが)ウエストがゴムのズボンをはいている様に、びよーんと。
10皿はいくらなんでもぎりぎりのおなかの状態では食べられないかもしれないけど、残り3皿くらいなら無理やり食べられるかも(笑
これは難しいですけどね〜。
最初に運ばれてきたお肉の量を見て、序盤に何皿かまとめて頼んでおくとよいでしょう。
極端な話、お皿1枚にお肉1枚だったら、食べ終わってから1回づつ頼むわけにもいかないですよね。

これでオーダー式バイキングでも気兼ねすることなくお腹いっぱいお肉が食べられますね。
最近は豚肉のしゃぶしゃぶも多いですけど、昔のものや家でやる豚しゃぶ(とんしゃぶ)に比べると豚肉のくさみはないものです
牛も豚も、両方おいしくいただいてくださいね。


2003年2月13日 
執筆:AYA


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