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連載小説
AYAの食べ放題紀行
 
第四十二回 石焼き亭 末多无(まだん)へ行く
 
まだ石板が温まっていなかったのか、トップバッターのタン塩のジュ〜具合はやや弱い。
タンはやや厚め。しかし石の遠赤外線効果ですごくやわらかい。

続いてカルビ。骨付きカルビ…とじゃんしじゃん焼いてゆく。

ここのお店の下味はすっごくしっかりしてて全然タレがいらない。本当に。

骨付きカルビはよーく焼かないとかみ切れなかったりする。よーく焼くと、骨と肉が自然に離れる。ちょっと感動。
いやー骨付きカルビってよくできてるなぁ。

ウィンナーもくわしくはわからないけどうまい。
ロースはね〜、ものすっごくやわらかい。びっくりした。

ここで「まだん焼き」というハンバーグについて語ろう。
ハンバーグなんだわ、これが。
きっと牛肉100%であろう、焼いても崩れやすい。焼く前ももちろん崩れやすい。
味はかなりのスパイシー。辛いわけではないけどすごい香辛料。ブラックペッパーが主と思われます。にらも入ってるよ。(ひそかに100%じゃないじゃん、と思わないこと)。
どこでも食べられないハンバーグだとおもいます。うまいんだよ、これもまた。

エビ、イカ、ホタテの海鮮は味噌だれがかかっています。エビは尾かしらつきだよ〜。
それでね、イカがものすごーく柔らかいの。
やっぱり石焼きのせいかなぁ?信じらんないくらいだよ。刺身イカよりも!(いや、同じくらいかも/弱気)

地鶏は辛めの味噌だれにしっかりと漬かっていて、これもたれいらず。味噌味だから当然といえば当然だけどさ。

たまに下味が何味でもたれつける人とか、何にでも醤油の人とか居るじゃないですか。
下味を味わってからがいいのになーというのは余計なお世話。

ここのたれは酸味があり、お肉を付けるとお肉の甘みがぐっと増すものでした。
でも、最近のあやは「通」ぶってあまりたれは使わなかったりする。
 

サイコロカルビ、サイコロタン、というものにも挑戦。
カルビはね、もはやサイコロステーキだよ。普通のカルビでさえもジューシーだけどサイコロステーキ(←??)になったらすごいジューシーさ。
タンの方は歯ごたえ充分。いや、歯ごたえありすぎかも…。サイコロにするのなら普通のタン食べとき、ってかんじ。

お肉にはどれにも白ゴマがかかっています。
これが危険(笑)。
円形の石のプレートで焼くんだけど、手前でうっかりお肉を焼いちゃうと、ゴマがぴょんぴょん跳ねて大変危険。これがまた熱いからね。
服に跳ねたらきっとたれは落ちないし。
遠くで焼いてね。

このプレートに付いたコゲを落とすためのヘラというか、なんというか、例えがよくないけど、地面に着いたガムを削り取る道具、これってすっごい面白いの!
くせになるよ。

お肉の合間に「クッパ」「ビビンパ」と食べる。「クッpa」「ビビンpa」なので注意。
もう一般的にPなのかな?昔はBだったよね。某ゲームの(弱い)ボスは確かPだったかな。
まいっか。

クッパはスープごはん。
ぞうすいみたいな感じ。日本の雑炊は「だし〜」って味がするけど韓国雑炊はあっさり。むしろコショーでスパイシー。ちぎれ焼肉が入っています。

ビビンパがすごい、普通の焼き肉屋さんで若いOLなんかに人気の「石焼きビビンパ」
なにかと比べようもないほど美味い。
ほんとにーーーーーーーーーー!!
味は薄味、たれは結構甘い。器は石焼きじゃないんだけどね。
これはお腹いっぱいでもぱくぱくと食べられてしまう品ですな。
苦しくても食べたいんだ、ご飯だけ(具が無くても)でもいける味。
これは食べるべきです。

「お冷や下さい」というと出てきたのはなんと麦茶。
こうゆうサービスってとってもうれしい!!

最後に、やはり金属製の箸は熱いよ。
あやはなぜだかウィンナーのときに何度も「ジュッ」となりまして、涙目になりました。危険。
 

最後の最後に。
まだんは和牛専門店でしたが、ここのところのパニックによりお肉をアメリカ、オーストラリア産に切り替えるとか。

みんな、食べに行ってね。

2001年10月12日
執筆:AYA


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