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連載小説
AYAの食べ放題紀行
  
第六十三回 たんぽぽ&AOYAMA'S  BARへ行く(後編)
 
 

話題は青山さんがフランス料理の修行をしていた話、蟻食いパパさんがニュージーランドでファーム(農場)ステイをしていた話などもろもろ。
蟻食いパパさんが、キウイを見たかどうかがどうしても気になっちゃいました。

NHKで見たんです。キウイが海岸を散歩(嘘)しているところを。
キウイ豆知識。目が見えないんだって。それで、においを頼りに虫を探すみたい。
TVでは、海岸の砂浜で、砂の中に鼻(くちばし)をつっこんで虫を探す姿が!しかも、鼻の穴にすなが詰まるから
「フンッ!フンッ!」
と鼻を鳴らしてるーーー。

私としては、牧場のすぐ横をキウイがてててっと走っているところを目撃していて欲しかった(笑。
でも、動物園にはいたんですって。
さすが南半球(関係ないって)。

中でも微妙に盛り上がったのが、あやと青山さんはそんなに離れてもいない親戚関係にあると言うこと。
あやままに
「青山バーへ行く」
と告げると
「あそこは親戚なんだよ」
という衝撃の事実が判明したので確認をしてみたのです、というか、かすみさんにばらされた。

一番動揺していたのが青山さんでした。
そりゃー、青山さんの実家(?)の建物の配置から、蔵の中身まで知られていては、心中穏やかではいられますまい。
繰り返し口にしていた言葉は
「いやー。わるいことはできないねー」
そうなんですよ、けっこうネットの世界は狭いですから(汗。
 

私達の他に、一人お客さんが来て飲んで行かれました。
あのお客さんはホテル青山の宿泊のお客さんだったのかなー?
チェイサー付きでしたよ(謎。

うちの掲示板でチェイサーについて色々教えてもらったこともあったし、日本酒をチェイサーにウォッカベースのカクテルを飲んだこともある(小説参照)という、なかなか思い出深い単語であります。
 

青山さんもたんぽぽさんの帝国ホテル出身だから、すこしは覚悟していたとはいえ、この質問が出てしまいました。
「そういえばあやさん、帝国ホテルどうだった?」
「それがー、ここだけの話…」
ここだけの話なのでこれも内緒。
 

蟻食いパパさんはじゃんじゃんお代わりされてましたー。
日本語にして
「豆ください」
を、何語かわからないけど横文字で注文してたし。
「私が知っている中でいっちばん飲む人記録(?)」更新。びっくり。
でも後日談。
「あれでかなり抑えてたんだけどねー」
えええっ。
もうだめだ。
 

青山さんがあやへ次に出してくれたカクテルは「チャイナブルー」(やっと覚えた)。
青い色が下の層に、生グレープフルーツを絞った果汁が上の層に、キレイに分かれたきれいなカクテル。
ベース(?)はディタというライチのおさけ。チャイナだ。
「ライチってどこが中国なんだろう…」
という雰囲気がほんの一瞬流れ…なかったよ。
 

普通は0:00で営業を終わるのに、始まったのが10:30だったし随分と長居をしてしまいました。
かすみさんは確か前日が職場の飲み会とかで相当飲んだそうです。
途中青山さんが
「大丈夫ですか?」
と何度も声をかけるくらい、眠たそうでした。子供だ、子供。
でも、「相当」前日は飲んだそうです。

あやもさすがに後半は眠たくなりました。
たんぽぽさんは当然明日も営業。
青山さんはおそらく、次の日は6時起床で宿泊客の朝ごはんを作らなくちゃ行けないはず。
…蟻食いパパさんはお仕事で激務のはずなのに一番元気。
潤滑油、でしょうかねぇー(笑。

結局私とかすみさんとたんぽぽさんは先に失礼することに。

蟻食いパパさんは何時までいたのかという謎をひとつ残して、あやのバー初体験は終わるのでした。
「また来ますからねー」

2002年4月26日 
執筆:AYA


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