■ 茨城県と千葉県とが県境を越えての施設利用
取手・小堀地区が我孫子市と地続きとなっていることから、取手市では総合体育館グリーンスポーツセンター、我孫子市では老人福祉センターつつじ荘・市民体育館の相互利用について検討していました。
取手市にはナイター設備を備えた野球場とテニスコートなどがなく、我孫子市内には温水プールがありません。そこで二つの市では、互いにたりないところをおぎなうため、
昨年12月、それぞれの市議会で、「公共施設の相互利用に伴う条例」が議決し、今年2月1日から相互利用が始まりました。
当面は我孫子市の市民体育館、老人福祉センター「つつじ荘」と、取手市のグリーンスポーツセンターを対象とし「市民以外の利用料金五割増」が、それぞれの市民と同額になります。
■ 21世紀の地方自治体
地方分権の時代は、それぞれの自治体が個性あるまちづくりを進めていくことが求められますが、一方で近隣の自治体との連携の必要性も今まで以上に大きくなります。
近隣の自治体との公共施設の相互利用もその一つで、特に今回は、お互いに自分の市に無いスポーツ施設が利用できます。
近隣の自治体との連携はこの他にも、手賀沼に関連する事業(マップの発行・船の運航等)、住民票・印鑑証明の交付などを、柏市、沼南町をはじめ近隣の自治体と共同で行う予定もあるみたいです。
また、今後の予定として取手市と藤代町が、平成15年3月に開館計画のある藤代町の図書館との相互利用を前提に、今年7月開始を目標に、取手市立図書館の藤代町民利用に向けた調整を行っています。こうしたことがきっかけとなり、両市町の住民間の交流が活発になり、両市町の合併問題についても、いっそうの議論の高まりが期待されています。
ちなみに、小堀の渡しは今でも健在なのですが、利用者は減っているものの、午前と午後に6往復づつ、水曜日と荒天日をのぞいて運行しています。
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