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■ 都心が近い!埼玉県で初めての地下鉄「埼玉高速鉄道線」
私、鳴門は5月13日に「埼玉高速鉄道開通
祝賀フェスタ」に参加するため、鳩ヶ谷駅の真上にある鳩ヶ谷市民センターDOVE(ダヴ)に行ってきました。今年3月28日に開通した「埼玉高速鉄道線(地下鉄7号線)」の「祝賀フェスタ」が「鳩ヶ谷
街おこしを推進する会」によって開催されたからです。
埼玉県内で初めての地下鉄となる「埼玉高速鉄道線」は、赤羽岩淵から浦和美園まで14.6キロ(所要時間約19分)の区間を走り、営団地下鉄南北線と東急目黒線と直結しています。浦和美園駅からは、埼玉スタジアム2002が約1キロのところにあり、W杯大会で都内などからの観客を運ぶ重要な交通手段になります。
初乗りは大人で210円ということであり少々高めではありますが、都心に出かける時間は今までにないくらい短縮されました。今までの苦労から考えると、鳩ヶ谷から市ヶ谷までの所要時間はたったの32分(530円)、目黒まで51分(570円)しかかからないのです。 埼玉高速鉄道線ホームページ -≫こちらをクリック!
■ 賑わいの中心はやっぱり女性!催し物の出演者のほとんどが女性だった!
会場は、200名の定員でしたが、それがいかにも鳩ヶ谷市らしく、小人数でありながら密度の濃い催し物でした。鳩ヶ谷市は昭和15年に川口市に合併されたものの、同25年には再び分離しました。大都市に隣接していても小人数で独立不羈の精神を維持しているのが鳩ヶ谷市という印象があります。それというのも日光御成道の宿場として賑わってきた実績があるからなのでしょう、歴史の中で培われた鳩ヶ谷カルチャーを感じることができました。
日光御成道は、将軍が日光東照宮に参拝するために利用された街道でした。鳩ヶ谷は交通の要衝として栄えた近世的な宿駅として整備され、街道に沿って屋敷が並ぶ鳩ヶ谷宿の町並みは、この時に形成されたと考えられます。
今回のフェスタも埼玉高速鉄道線の街道沿いとして、旅行者あるいは訪問者を歓待するというコンセプトがあったようです。それはあたかも鳩ヶ谷宿の復活!という見所がありました。昔からの慣習からか鳩ヶ谷の皆さんは芸達者な方が多いなと思いました。
また、歓待する側として女性の存在は大きく、出演者の9割近くが女性であったのもそのような理由からだと思います。
平本幹事長もびっくりしていましたが、「今回のフェスタで驚くべきことは、たくさんの女性が集まった」ということです。
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| 祝賀フェスタ・スケジュール |
| 第1部 鳩ヶ谷を知って、更によい街にしましょう! |
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鳩ヶ谷市の文化財 |
岡田博 花岡武司 |
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ミュージカル |
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オズの魔法使い(VTR) |
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| 第2部 さあ、皆で唄い・踊り・奏でて祝福を! |
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合唱 |
ヴォーチェ |
春へのあこがれ、夢路より、おとめと胡蝶、椰子の実 |
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ヴァイオリン |
門脇吏栄 |
ドナウ河の漣、バクダットの酋長、コンチェルト第2番第3楽章 |
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ウクレレ 同好会 |
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森の小径、すずかけの道、他 |
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民謡 |
平塚義雄 |
筑波山唄 (尺八)野口玉水・野口玉洋 |
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杉浦玉愛美 |
秩父木挽唄 (尺八)青羽玉謡、手渡玉峰 |
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結城定男 |
山形大黒舞 (三味線)磯貝東慶(尺八)石沢東奨 |
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田島節子 |
南部馬方節 (尺八)野口玉水(はやし)野口姚華 |
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日本舞踊 |
青山和子 |
すみだ川 |
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鈴文会 |
小池朝子 橋本好子 |
二輪草 |
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鈴文会 |
真影麿左史 |
城 |
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オーボエ |
小澤直子 |
ドニゼッティのソナタ |
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ピアノ |
渡辺まどか |
愛のあいさつ、ベニスの舟唄、その他 |
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ソプラノ |
渡辺律子 |
美しい五月に、たんぽぽ、あわて床屋、春への憧れ、シューベルトのセレナーデ |
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合唱 |
会場のみなさんと |
若葉、蛍、汽車、夏は来ぬ、ふるさと |
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| 第3部 交流・立食パーティー |
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3月28日一番電車風景(VTR) |
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街おこしの状況、Skip-Cityなどの説明発表 | |
■ 住まいの環境〜都市化の波と豊かな自然を共生させるには?
交流会で鳩ヶ谷の人たちと話をしていてわかってきたことが、地下鉄開通に対しては期待感と若干の不安があるということでした。それは鳩ヶ谷の都市化が進むと同時に失われていくものがあるということで、祝賀フェスタの第1部にあった「鳩ヶ谷市の文化財」についての説明もその表われのようでした。
他の地域でもあったことらしいのですが、地下鉄などの開通でのどかな田園空間が市街化し、結果的に相続税を払うために屋敷林などの緑地が売却され、緑地が急速に姿を消すことがあったようです。
また、市長も「光・緑・水」を鳩ヶ谷の特徴にしたいと訴えていました。祝賀フェスタの会場である鳩ヶ谷市民センター(DOVE)も「光・緑・水」のコンセプトで建設されたものでした。 これからの宅地開発あるいは企業の誘致と、昔からある「光・緑・水」の環境との共生が鳩ヶ谷の人たちの課題になっているようでした。
■ 新たなフロンティア、ジオ・フロント(地下)!
現在、地下鉄の利用客は残念ながら見込み数を下回っているようです。利用者の反響を見てみると新しい都市型空間に戸惑っているようで、「まだ階段が続くのか?」というような声も聞かれ、実際私も通路を歩ってみたところ、あまりの地下の深さに戸惑いを感じました。 しかし、今回の地下鉄開通により、
地下空間への関心がさらに高まっていくように思われます。ジオ・フロントの開発はこれから活発になっていくと思われますが、地上では建築物の高層化が進む一方、地下利用は100メートルの深さまで達する大深度地下の利用が始まっています。そのメリットとしては地上の地形に左右されずに、ポイントとポイントを直線で結べるために高速輸送ができるというものです※。
※都市域での空間がもはや地上部で飽和状態であるとするとどこに新しい空間を求めるか。高層化、人工島といった空間開発が限られた面積をもった拠点開発であるのに対して、地下は線的に拠点を結合するネットワーク空間としての長所を持つ。地下はスケールメリットの大きい空間といえる。
『「地下空間」利用ガイドブック』 ガイドブック研究会
清文社 | |
■ 市民主導の「街おこしを推進する会」!
また、今回のフェスタが市民の手によるものだという事実が大変すばらしいものでした。主体性ある市民活動をすることができるのが鳩ヶ谷市民であると思えました。このような鳩ヶ谷っ子気質の原因のひとつに、やはり歴史的なカルチャーがあるようです。
鳩ヶ谷は江戸時代の社会教育者、「富士講」を改革したことで有名な小谷三志が生まれたところでもあります。「富士講」は戦国時代末に角行という行者が始めたものですが、それが江戸時代になって途絶えようとしているのを嘆いた三志は、巻物だけの思想だけでなく人々の日常生活に根付かせました。家内睦まじくその業に励み、質素に生活して余財は救難の資に供し、また公共事業を無償で行うなど、人生の目的を世のため人のためにつくすこととして実践しました。
このような文化風土から今回のような祝賀フェスタが成功できたのでしょう、公的事業に積極的に参画できる下地が鳩ヶ谷にはすでにあったようです。
■ 鳩ヶ谷の豊かな未来像!
| そのほか、
さいたま新産業拠点(SKIPシティ)の紹介などがありました。現在の事務所を平成15年にひき払い、拠点地区に移転して営業を開始する予定だということです。そうなると最寄の駅が「鳩ヶ谷中央(仮称)」となり、新しい雇用の創出ともなるということで、将来性という面では文句なしといった感想を受けました。
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